歩留まり率を含む計算式は順番に注意しないと1円少なくなることがある

申告書

ワリオです。以前書いた下の記事の後半で書いていたことについて、タイトルつけて改めて1つの記事にします。

価格按分の係数を電卓の✖✖で登録して申告価格を計算すると1円少なくなるとき | ワリオの通関士試験一発合格ブログ (tukanshiori.com)

『ゼロからの申告書2020』の輸入(納税)申告第12問で、歩留まり率を用いて原材料価格を計算した時、4品目のテーブルリネンは、「100%÷歩留まり率84%」より前に製品1個当たりの構成数量3.36㎡がないと1円少なくなりました。歩留まり率の意味からしても、構成数量に対して掛けるべきものなので、そういう計算をしないといけないみたいです。

もし『ゼロからの申告書2022』にも同じような問題があったら気をつけましょう。

3.36㎡×100%÷84%×$5×400PC×100円/$=800,000

3.36㎡×$5×100%÷84%×400PC×100円/$=800,000

3.36㎡×$5×400PC×100%÷84%×100円/$=800,000

$5×100円/$×3.36㎡×100%÷84%×400PC=800,000

$5×100円/$×100%÷84%×3.36㎡×400PC=799,999.99996=799,999(1円未満切捨)

$5×100円/$×400PC×100%/84%×3.36㎡=799,999.99999 =799,999(1円未満切捨)

↓1円ずれる原因は他にこういうのもあります。

円換算した後に少額合算すると1円違うことがある | ワリオの通関士試験一発合格ブログ (tukanshiori.com)

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